元に戻る         

X11R6.3


以下の環境で構築した。
ワークステーション Fujitsu S-4/20H model 200(hyperSPARC 200MHz)
OS SunOS4.1.4(JLE-1.1.4)
コンパイラ gcc-2.7.2.2
その他  

1.アーカイブを入手し、展開する。

最寄りのサイトからX11R6.3のアーカイブを入手する。
今回入手したアーカイブは、合計83MB位であった。
(contribがないから少ないのね。)

アーカイブを保存してあるディレクトリを、$archiveとする。

2.アーカイブを展開する。

コアを展開する。(garはGNU tarを表す) xc配下にコアのソースが展開される。(容量約290MB)
以下、展開されたコアのディレクトリを、$xcとする。

3.パッチを当てる

まず、現在のパッチレベルを確認する。
$xc/bug-reportの次の部分にてパッチレベルが確認できる。
    VERSION: 

R6.3 
[X Consortium public patches edit this line to indicate the patch level]

$archive/fixes/fix-??中に、パッチレベルがかかれているので、このパッチの方が新しければ、パッチをあてる。

97年7月30日現在、fix-01,fix-02がリリースされていたので、これを当てることにする。

パッチファイル"fix-??"中に簡単なドキュメントがあるので、良く読むこと。

パッチ処理は$xcよりも1つ上の階層行う。

処理が終了したら、パッチリジェクトされたものがないか確認する。 これが終了したら、*.origを削除する。 これで、最新のソースツリーが完成した。

4.site.defの設定

$xc/config/cf/site.defを編集する。
コンフィグレーションパラメータの詳細は、$xc/config/cf/READMEに解説されている。

まず、gccでコンパイルするので、以下のコメントを外す。

次に以下の行を、"#endif /* BeforeVendorCF */"より前に記述する。 続いて以下の行を、"#ifdef AfterVendorCF"より後ろに記述する。
InstallXdmConfig YESの場合、xdmコンフィグレーションを上書きする。
 つまり、/usr/X11R6.x/lib/X11/xdm/*を上書きする(のかな?)
 今回は、新規でのインストールなので、このオプションをYESにした。
(ここまでの差分)
*** site.def.org        Fri Aug  1 10:37:49 1997
--- site.def    Fri Aug  1 11:23:56 1997
***************
*** 50,66 ****
  #  endif
  # endif
  
! /*
  #ifndef HasGcc2
  #define HasGcc2 YES
  #endif
! */
  
  #endif /* BeforeVendorCF */
  
  #ifdef AfterVendorCF
  
  #define ProjectRoot /usr/X11R6.3
  
  /* Only set HasXdmAuth to YES if you have a Wraphelp.c file. */
  /* #define HasXdmAuth YES */
--- 50,74 ----
  #  endif
  # endif
  
! 
  #ifndef HasGcc2
  #define HasGcc2 YES
  #endif
! 
! #define       HasGcc2ForCplusplus     YES
! 
! #define OSMajorVersion  4
! #define OSMinorVersion  1
! #define OSTeenyVersion  4
  
  #endif /* BeforeVendorCF */
  
  #ifdef AfterVendorCF
  
  #define ProjectRoot /usr/X11R6.3
+ 
+ #define GetVauleBC            YES
+ #define InstallXdmConfig      YES
  
  /* Only set HasXdmAuth to YES if you have a Wraphelp.c file. */
  /* #define HasXdmAuth YES */
 

5.Makefile.iniの設定

$xc/config/imake/Makefile.iniの設定を行う。 に変更した。

6.make Worldを実行

$xcで、make Worldを実行する。 ちなみに、makeに要した時間は、約1時間だった。

7.make installを実行

作成されたバイナリ等をインストールする。標準では、/usr/X11R6.3/* にインストールされるので、/usrに空き領域がない場合、別パーティションにディレクトリを作り、/usr/X11R6.3にシンボリックリンクを張っておく。 いよいよ$xc配下で、make installを実行。(ログも取る) 次にmanをインストールする。(ログも取る)

参考データ

make World終了後の$xcのディスクスペース  202MB
/usr/X11R6.3のディスクスペース       39MB

参考文献

[1] 特集 X11R6の完全制覇,UNIX USER 1994年9月号 p38
[2] 特集 X11R6.1導入の手引き,UNIX USER 1996年7月号 p31


Copyright (C) 1996-1997 togawa@ecip.shikoku-u.ac.jp
Last modified: Fri Aug 1 16:46:45 1997